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baitbreath.exblog.jp

ベイトブレスのブログ

「BNX-SD601ULのブランクの話」

有り難い事に初回完売だったエヴォラの新シリーズBNXの601ULですが、2回目の生産があがってきていて会社にまだ在庫があるようなので宜しくお願いします。

さて今回は少しBNXシリーズについて書いてみようと思うのですが、まずよくくる質問に「何でまだ1機種だけ?」と聞かれる事が多いのですが、これについては現在ベイト、スピニング共に何機種かのテストが続いています。

既にトーナメントの実戦で使用しているものもあるのですが、簡単にリリースしないのは「妥協したくないから」。よく新シリーズと言っていきなり15機種くらい出てくるメーカーさんもありますが、「1本にどれだけテストをしたのか?」と疑問に思う事もある。

確かに同じテーパーで硬さ長さ違いなどならそれも可能ですが、BNXシリーズはバーサタイルな旧エヴォラと違いどちらかというとより専門的でありマニアックなシリーズ。釣果に関係のないコスメなどを削りベイトブレスの企業努力?で出来るだけ低価格でリリースしている。

実際にフルソリッドはブランクスの値段が高い為、メイドインジャパンでこの価格は破格ともいえる。なので見た目も地味なのだが勿論トーナメンターの中でも試合数の多い僕がトーナメントに出ている中で必要と感じた機種からテストを妥協せずにくり返し、納得出来たものからリリースする予定なのでどうしても時間がかかってしまいます・・・。
まぁ基本的には「わかる人が使ってくれたらいい」というスタンスなのですが使ってくれたユーザーのなかには2本目を購入して下さった方もかなりいるのでこれは開発者冥利につきます。

また今回僕がフルソリッドにこだわった理由はソリッドというと食い込みの良さばかり取り上げられるけど最も重要視するのは「圧倒的なトルク」です!そして「感度」。最後に「食い込みとそこから負荷がかかる事によってスムーズに曲がっていく可変的なテーパー」にあります。食い込みだけを良くしたいのならソリッドティップでもいいのですがつなぎ目がある以上はっきり言って感度は完全にフルソリッドに劣ります。
ではソリッドティップの利点は何か?これは作る側の「コストや利益率」の問題と「軽さ」。6フィート後半ぐらいのロングロッドでは確かにフルソリッドでは重くなってしまったり価格がかなり高くなってしまうのでソリッドティップのロッドはいいでしょう。

しかしティップを塗ったりスレッドに色をつけたりで「視覚」で感度を補ったり勝手に食い込むからという考えは僕的には古い。PPKシンカーを使ってくれた人はわかると思いますが僕のドロップショットは何をやっているかわからないようなのはアウト。狙う場所もそうだしバイトも決して向こうアワセでなく完全にバイトを感じてアワセます。そしてテーパーやバットの硬さについても柔らかすぎるティップは感度が落ちるばかりかステイ時には良くてもズル引き時には既にティップが入り過ぎてクッション性を失ってしまう。硬すぎるバットはボート際で魚に突っ込まれた際にラインブレイクしてしまう。そう全ては「バランス」が大事なのです。
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今年のバスオブザイヤーの原動力となったBNXシリーズ。是非一度「体感」してみて下さい!
by baitbreath | 2009-10-07 10:14 | 野村俊介FishingDay