Yasu井上のTake a Breath... vol.62
今回の釣行記は10月11・12日にホームレイクの北浦で行われたNBC
チャプターの上位に入賞した選手のみが参加出来る、関東Aブロック選
手権に参加した時の内容を書きたいと思います。
総勢60人を超す参加者。大会前から盛り上がっております。
お約束の自撮りからの~
潮来マリーナのドックでスタートです(^^♪
前週に参加したモリゾーCUPの時は台風の影響もあり、この時の前日プラは
好釣果、そして翌日の試合は台風前に備えた川の水門開放で大減水。更に台風
の影響で冷たい大雨。そんな中、ミスバイト多発の状況でした。
そして翌週行われた関東Aブロック大会は、台風通過後の影響と水温低下によ
るターンオーバー、そして流入河川からの冷たい水の侵入。どれをとっても
バスにとっては最悪な状況となりました。
そこで、今回僕が狙うべきは4つのパターンが存在しました。
① 台風通過後の深場退避パターン
北浦では深海に近い4~5mの深場のオダから台風通過後一週間くらいに日焼
けを全くしてない真っ白いデカバスが釣れてくる事が良くあります。ただし、
退避して弱っているバスは、よほどの好条件が整わない限り口を使わず、タイ
ミングを合わせるのは難しいデメリットがあります。
使用ルアー:ネコリグかダウンショット。
② 岸から最も近いやや沖目のストラクチャー
この時期好調になる木枠ジャカゴ。震災後から護岸保護の意味で減水傾向にあ
る北浦水系では、増水してもすぐに水門を大解放してしまうので、葦にバスが
着く前に水位が落とされてしまうので、こういった岸に近いストラクチャーに
バスは身を隠します。しかしこの試合の時はフル満水となっていて、通常水面に
30cmくらい頭を出している木枠が完全に水没していて、木枠が見えない状況
であり、バスのポジションを見極めるのは困難でした。ちなみにこの場所は前週
に1500gをTOPで釣った場所でもありました。
使用ルアー:スピナベ・クランク・シャッド・TOP
③ ベイトが当たるリップラップとハードボトムのブレイク
水温低下と共にベイトフィッシュが群れで行動する時期であり、また風に押されて
沖からベイトが流されてくる場所(ブレイクや沖に点在するリップラップ)に待ち
伏せているバスを狙います。ここではバスの活性に応じてルアーの強弱で口を使わ
せて行きます。
使用ルアー:シャッド・クランク・バイブ
④ わかさぎトロール船からのベイトパターン
9月より、わかさぎ漁が始まります。このわかさぎトロール船が漁をする月曜~
土曜日まではトロールパターンが存在し、主にこの船の通り道の付近にある
ストラクチャー(ブレイク・杭・オダ・桟橋)に逃げて来たベイトを捕食する
バスが良く釣れる様になります。もちろんバスは漁が始まるのを知っているから
ストラクチャーに着くのではなく、恐らくトロール漁で逃げて来たベイトに
よって居着きのバス活性が一時的に上がるのだと推測しています。ですので、
このパターンは平日に効果を発揮し、土曜日は良く効くものの、日曜日はあま
り効果が少ないのが特徴です。
当日の戦略。
先週のプリプラでの様子を考えると台風直後だったので、①はタイミングが
合わないのでパス。②が大本命。そして③と④の条件が重なるポイントをバ
ックアップパターンに決めました。
それでは試合はどうだったかと言うと…、
朝のミーティングでのスタートのフライト順抽選で中盤以降を引いてしまい、
②の木枠ジャカゴには既に入れない事を考えると、③と④の条件が重なるハー
ドボトムに沈む桟橋を選択しました。
ポイント到着後、ミニクランクを沈み桟橋に通すとすぐにバイト!
がしかし、水中でフックオフ(*_*;
そして連続バイト! 連続フックオフ(=゜ω゜)ノ
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン.
そして更にバイト!!! そしてネットイン寸前で手が滑ってネットを
水中に落としてしまい、拾った直後にネット30cm手前でフックオフ(T_T)/~~~。
有り得ないミスの連発により、5バイト目でようやっと1匹をネットイン!
流石にスレてしまったのか、一気にバイトが無くなりました。
まだまだバスが居るのは分かっているので、そこでバスをビックリさせてやろ
うと1/2ozスピナーベイトをトレース。見事に一発で食わす事が出来て、無事
2匹目をネットイン。
再度ミニクランクに戻してしつこく攻めていると…、ズドン!っと強烈なバイ
トと共に、強烈な突っ込み!必死に耐えながら沖に誘導しようとやりとりして
いると…バスの方が一枚上手だったらしく、沈み桟橋の奥に逃げ込まれ、ライ
ンブレイク。恐らく楽勝キロフィッシュでしたが、またミスっちゃいました(*´Д`)
そして②と③の要素を持つ石積みに移動。潜らないシャッドを崩れた岩に軽く
当ててヒラを打たせると…ひったくるバイト! これで3匹目をネットイン。
これまでの3本は500~600g程度。5リミットの試合なので、あと2本はも
っと大きな魚を入れないと勝てないと思い、今度は攻めの展開にシフト。②の
木枠ジャカゴに移動。しかし増水が激しく、バスのポジションが変わってしま
ったようで思うように釣れず完全沈黙。
そんな感じで、初日は3本1790gで終了でした((+_+))
そして、気になるチームメイトの竹Gは?なんとノーフィッシュです(*´Д`)
かなり凹んでおりましたが、
「明日はパターンを一から組み直し必ず捲ったるぅ~」
っと申しておりました(^^)/
そしてAブロック二日目スタート。
二日目も最悪なフライトカードを引いてしまい、大本命のジャカゴには行けず。
沈み桟橋に入ろうとしたら、既に先行者アリ( ゜Д゜) しかも沈み桟橋の真上に
ボートで乗っかって他の場所にキャストしているので、ポイントは完全終了状態(*´з`)
仕方なく、本命ポイントに張り付いた選手から見えるやや沖のリップラップに
ボートをステイさせ、ここで魚を釣って見せれば、ポイントに張り付いた選手
を沖側に引っり出せるハズと判断。
ディープダイビングのシャッドでスローにリップを岩に当てると…小さいなが
らも狙い通りキーパーを釣る事に成功。
がしかし、本命に浮いた選手はどうやらそのポイントで心中する事を考えていた様
で、全く移動する気配なし(*´Д`)。仕方なく前日釣った石積みをセカンドポイン
トに選び、シャッドで攻めて行くと…、ポツリポツリと2匹釣れてくれました。
そして再度沈み桟橋に行こうと思ったのですが、まだ先ほどの先行者アリ。そして
他の選手も入れ違いに入って来て更にプレッシャーが掛かっている状況。マジ終わっ
たわぁ~って感じ(*´Д`)
仕方なく大きく移動して、ジャカゴを攻めに走るのですが…、やはり不発。
終了時刻も迫って来たので、再度沈み桟橋へ戻ると…、一瞬だけメインポイント
に入れる隙間を発見! エレキ全開でメインポイントに入り、前日同様にスピナ
ーベイトキャストし、ヒラ打ちさせると…ヒット! 4本目を釣る事に成功しま
したが、結局それでタイムオーバー。
この日は4匹2740gでした。二日間トータルで4530gで総合7位。初日ネット
落っことしてバラしたバスが居てくれてれば、最低でもお立ち台は確定だったの
にぃ。ついてないわぁ…(*_*;
まぁ、結局は守りに徹した試合展開でもミスを連発してしまい、7位という微妙
な結果で終わってしまいました(*´з`)
で、気になる竹Gは????
なーんと、朝の開始1時間半であっさり5匹リミットを達成!
二日目単日2位となる4010gを持ち込み、総合10位。
初日凸って無ければねぇ。。。残念ですぅ(*´Д`)
ってことで、今回のTake a Breath...はここでおしまい。
次回はのお題は「Basser All star Classic 2014 」の巻をお送りいたします。
次回もお楽しみに(=゜ω゜)ノ